2010年07月08日

一日が、本当に長く感じられる。

やっと、腰を落ち着けて研究する時間がとれるようになった。

今日は、一日中、コテージで本を読んでいた。


3月から6月末まで続いた、連日の徹夜状態から、生活のリズムも一変した。

とは言え、毎朝、午前2時には目が覚めてしまう。

そして、午前5時にはチロと散歩にでかけている。

今日の夕刻も、午後6時からチロと散歩に出かけてきた。


7月から、大学の公開講座を検討(運営)したり、全国生涯学習フォーラム高知大会・環境プロジェクトのことを考えたり(若者ECO応援隊も)、四国におけるICT利活用に関して具体的な取り組みを検討したり(7月27日に高知セミナーを開催する)、地域再生や人材育成などについても、具体的な活動を行っている。


報告書作成や事業評価作業など、徹夜の作業(年度の決算作業のようなものである)も終わり、やっと平成22年モードになった。


哲学する時間もとれるようになったし、10弦ギターも毎日1時間(午前6時~7時)弾いている(ダウランドやヴァイスなどの古典曲=リュート曲など)。

ギターを弾く時は、窓の外でチロが静かに聴いているし、小鳥たちも聴いているようである。


話しは変わるが、いつも、本を5冊ほど持ち、同時に読んでいる。

断片的に読んでいる(読んではいない、眺めているだけかもしれない)が、同時に、色々な次元のことを考えている(考えているというのではなく、漠然と物思いにふけっているだけかもしれない)。


何という目的がある訳でもない(ない訳でもない)。


下記、今日、目に付いた点であるが、


「問題解決を考える人がいないのではない。その考えの実現と続行には不可欠な、協力者が得られなだけなのです。」 『ルネサンスとは何であったか』塩野七生著(新潮文庫 P.59) 2010.07.08 17:49 コテージ


やはり、協力者がいない世界では、何もできないと思う。

一人ではなし得ないし、一人でなすことには限界がある。

愛媛や東京は、ある意味で、協力者が沢山いると感じる。



「公平で片寄がなく、心が平らで私心がなく、水が流れるように無心で、先入観がなく、物に対処する場合に差別を設けない。事を行うのに、思慮による反省をせず、知恵によって計算することがない。物に対して選択を加えることがなく、何であろうとこれに従ってゆく。」 『老子・荘子』森三樹三郎著(講談社学術文庫 P.275) 2010.07.08 17:58 コテージ




「特定のものだけを選び出して貴ぶようなことをすれば、普遍性を欠くことになる。これが真理だといって教えるようなことをすれば、ほんとうの真理に達することができなくなる。なぜなら、絶対の真理である道は、すべてを包み、残すところがないものだからだ(道は則ち遺すこと無き者なり)」 『老子・荘子』森三樹三郎著(講談社学術文庫 P.276) 2010.07.08 18:02 コテージ


やはり、ソクラテスと同様に、真理を文字で示すことはできないと思う。

教えるということは、いったい何なのだとうと、考えている。

大学(教育)という環境にも限界を感じている。


成功要因とか言っているが、特定の要因だけを集めても、成功はしないだろう。

エッセンスというが、エッセンスはカスかもしれない。


真理は、語ることはできない。


昨夜も、午後7時半から、中土佐町(大野見)で出前公開講座を開催した。

昨年から、いつもスタッフが1名同行してくれるので、精神的にも本当に助かる(言葉には言えないほど、感謝している)。


毎回、本当に沢山の人々が、熱心に、聴講してくれている。





日中は、農作業などで疲れているはずなにも、居眠りする人は誰もいない(すごい緊張感がある=大学では感じられないような)。


昨夜は、高知県立美術館の後藤雅子さんに、幕末・明治に活躍した土佐の絵師について講義をしていただいた。

「絵」=「心」である。



龍馬と幕末明治の土佐の絵師たち
高知県立美術館 学芸員  後藤 雅子

龍馬が活躍し礎を築いた幕末・明治。高知では絵金が土佐独特の芝居絵屏風を展開し、龍馬に航海通商策を教えたといわれる絵師・河田小龍が舶来物の絵の具や遠近法、写実的な表現などを作品に取り入れています。一方で壬生水石や徳弘董斎、橋本小霞ら伝統的な流れを汲む南画の絵師たちも活躍しました。小龍は、アメリカから帰国したジョン万次郎の異国での体験を聞き書きした『漂巽紀畧』を著し、維新の志士たちとも交流するなど、絵師としてだけでなく知識人としても名を馳せました。他にも龍馬に砲術を、武市瑞山に絵を教えた徳弘董斎や龍馬の義兄・高松小埜など、龍馬ら維新の志士と関わりの深い絵師たちは数多くいます。土佐を舞台に繰り広げられた小龍、絵金をはじめとする様々な絵師たちの幅広い画業と交流をご紹介いたします。


絵金
http://ekingura.com/modules/ekin3/
http://www.i-kochi.or.jp/Ekin/

河田小龍
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%B3%E7%94%B0%E5%B0%8F%E9%BE%8D
http://www.webkochi.net/kanko/sanpo47.php5
http://www17.ocn.ne.jp/~tosa/kawada/kawada.htm



高知県立歴史民俗資料館
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~rekimin/
龍馬伝 特別展
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~rekimin/exhibit/project2.html



一日が、本当に長く感じられる。

  

Posted by 坂本世津夫 at 20:08Comments(0)TrackBack(0)