2006年11月20日

読書と瞑想

昨日のお天気(雨)とうって変わって、今日は小春日和のような、暖かい穏やかな朝である。6月からスタートした出前公開講座、そして10月からスタートした秋の公開講座もほぼ終盤に近づき、これから研究(哲学・地域情報学)や地域活動(生涯学習、地域政策)を行いたいと考えている。

昨日は、久しぶりの休暇となり、雨であったので自宅・コテージでのんびりと読書をすることができた。いつものマルクス・アウレーリウスの『自省録』や、ニーチェ、ウィトゲンシュタインなどの書物、そして原始仏教などの書物である。読書の合間に瞑想するのだが、これが何とも言えない気分である。読書した内容が走馬燈のごとく精神の中を流れるが、瞑想がおわり目を開けるとほとんどその内容は覚えていない。瞑想とは、寝ている訳でもなく、起きている訳でもなく、精神が空を切っている(飛んでいる)ような状態である。

『自省録』は、何度読んでも素晴らしい。マルクス・アウレーリウスも、ことある毎に自分と向き合っていたのであろう。やはり忙しい中にも、こうした自分と向き合う時間、自分と対話する時間を持つことは重要であると感じる。神谷美恵子さんの訳は非常に素晴らしいが、最近講談社文庫から出た鈴木照雄訳の『自省録』も、意味があると感じる。最近は、神谷美恵子さんの著作も読んでいる。

ヘルマン・ヘッセの「シッダールタ」という本に、人間には何もなくても出来ることが3つあると書かれている。考えること、待つこと、断食すること、である。考えることについては、パスカルの『パンセ』にも、ショーペンハウアーの『読書について』にも、同様のことが書かれている。

また、待つことは非常に重要なことであるが、現代人は待てない人が多いと感じる。

そして、人間の欲の中で一番大きなウェイトをしめる食欲、これをコントロールできれば人間は健康にもなり、また幸福にもなれる。しかし、人間は欲望をコントロールすることが苦手な動物かもしれない。

瞑想して、断食して、悟りをひらく、。。。
なかなか難しいことである。


コテージ(書斎の風景)



イタリア風、我が家の庭





コテージからの景色(前には南国インターが)



高知大学生涯学習部門
http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/index.html



12月、東京上野の国立科学博物館で「黒潮の恵みを科学する」と題して企画展を行います。
是非、お越しください。また、是非、お知り合いにもお声掛けください。

http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/kuroshio/index.html


国立科学博物館
http://www.kahaku.go.jp/
http://www.kahaku.go.jp/event/2006/12kurosio/index.html  

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2006年11月20日

ブロードバンド環境整備と井戸端会議

21世紀は、どこに居ても仕事ができる時代となる。自宅、別荘、オフィス、海外、、、。
実は、今日は自宅(コテージ)で大学の仕事をしている。

メール、グループウェアなど、自宅に居ても、大学に居ても、同じ状態(環境)で仕事ができる。

今、日本のデジタルデバイド解消を目指して、「次世代ブロードバンド戦略2010」がスタートした。
日本の中の何処にいても、ブロードバンド環境が使えるようにしようということである。

次世代ブロードバンド戦略2010
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/broadband/

「四国ブロードバンド整備推進連絡会」
http://www.shikoku-bt.go.jp/press/2006press/200610/2006101702.html

是非、ブロードバンド環境を整備したいと考えている。

Iターンを促進するにも、田舎にはやはり充分な通信環境がなくてはならない。医療にしても、教育にしても、田舎にブロードバンドがくることで、環境は大きく変わる。ビジネスも変わる。


今、四国の中山間は非常に元気になってきている。一つにブロードバンドの恩恵もあると感じている。葉っぱビジネスを中心に、地域の活性化を実現している徳島県上勝町(いろどり)でも、今年の春からFTTHとなった。中山間部がネットワーク整備されることで、これからの時代、QOLやLOHASという概念が浸透し、田舎にも新たな活力が生まれると感じている。

年に数回、仁淀川町の「しもなの郷」に宿泊して、井戸端会議を行っているが、しものなの郷はADSL環境が整備され、フリースポットでもある。先日も、愛媛・徳島・東京などから、この静けさあふれる山間に人々があつまり、地域の食材を堪能しながら、そしてお酒をのみながら、これからの地域のあり方、生活の質を議論した。翌日は、筒上山登山があったので、午前0時には床についたが(翌朝午前6時に出発した)、田舎の静けさと、そして畳の上の蒲団は、最高の贅沢である。

井戸端会議



暖炉の火(火を眺めていると幸福を感じる)




確かに、道路整備も重要だが、通信環境整備も非常に重要である。
同時に、通信環境を如何に活用するかのソフトも考えなければならない。
自らの頭で、考えなければならない。


日本政策投資銀行 トーク(LOHAS)
http://www.dbj.go.jp/sikoku/seminar/200610_2.html  

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2006年11月20日

トレッキングルートの開拓

ちょうど一週間前であるが、11月12日(日)に仁淀川町教育委員会のとりくみで、高知大学のワンダーフォーゲル部も参加して(地域と大学との連携)、筒上山登山、トレッキングルートの開拓を行った。

登山スタート前(まだ余裕)



日頃、指先以外は(頭も)ほとんど動かしたことのない人間が、突然の登山である。数週間前に、一応、登山のためのトレーニングとして21Kmのウォーキングにも挑戦した。この時は2日間程度、足の膝に違和感を感じたが、今回の登山ではなんと翌日の夕方には膝の痛みもとれて、2日後には完全に回復してしまった。

人間の身体というものは、鍛えようによって、どうようにでもなると感じる。頭もそうなのだろうか?
以前、ラップランドでオーロラを見ながら、原野に原住民のテントを張って寝たことがある。この時から寒さというものには非常に強くなった。今回の登山も、寒さは大丈夫(素手で腕まくりをして)であった。しかし、無謀にもTシャツの上に防寒着を1枚着ただけで、気軽な気持ちで参加してしまった。反省している。思いもよらず、山頂は既に真冬であった(気温もマイナス)。一面の銀世界、霧氷の世界で、強風にあおられて霧が小さな氷の粒になって飛んでくる。山頂(手箱峠)の少し手前で、北から吹き付ける強風をさけて、大きな岩陰に入り昼食をとったが、流石に汗で濡れた身体は冷えて、再度動き出した時には、太股が筋肉離れするかと思うほど違和感を感じた。汗さえかいていなければ、寒さには耐えられるが、汗をかいた身体は、やはり寒さは大敵である。しかし、人間の限界とは、自分自身で考えている以上に、限りがないものかも知れない。何事も、経験を重ねるごとに、前進するのだと感じる。

水墨画の世界



霧氷の世界



森の中は綺麗である





今回の登山はトレッキングルートの開拓ということもあり、また登山道も災害で崩れたところもあったので、地元の案内人と、トレッキングの心得を会得するために、高知大学のワンダーフォーゲル部の学生にも参加していただいた。このルートを、将来、生涯学習(自然体験)や観光の為のルートにできないかと考えている。

歩くスピードであるが、最初は非常にゆっくりとしたペースで山を登り始めた。最初からスピードを上げると、すぐに筋肉がバテてしまうからである。山頂まで3時間弱、予定どおり到着できた。しかし、山頂は既に真冬の状況で、気温もマイナス、凄まじい風であったので、筒上山登山はとりやめ、尾根づたいに2時間弱かけて、石鎚山の麓にある土小屋まで歩いた。午後1時30分には無事到着した。

土小屋の売店で飲んだ、クリームソーダの味は最高だった。
しかし、ここから見える風景も、霧氷の世界で、まるで木々についた霧氷は、桜が満開のように見えた。

まるで桜が満開(実は霧氷)



土小屋(愛媛県)まで、仁淀川町のバスが迎えにきてくれていたので、午後2時にはバスに乗り込み、2時間かけて仁淀川町まで戻ってきた。しかし、山越えで行けば近いところなのに、バスだと2時間近くかかる距離である。


終わって、記念撮影



もう、山は真冬になっている、しかし麓は紅葉まっさかり。





今度は、春、暖かくなって再度、トレッキングに挑戦したいと考えている。



筒上山登山(標高1,858.3m)行程表(予定)

期 日:平成18年11月12日(日)
ルート:池川―安居渓谷―手箱越コース
登山者: 15人予定

 時 間   発着場所・通過地点名
 5:30  高知大学(朝倉キャンパス)正門前 発(15人乗りバス)
 6:50  仁淀川町池川総合支所 着
 ―:―   仁淀川町池川総合支所(打合せ後、公用車2台に乗り換え)
 7:00  仁淀川町池川総合支所 発
  ↓   (公用車移動)17km
 7:50  道路崩壊手前駐車場 着(崩壊地点より40m手前)
 8:00  同地点 発
  ↓   (林道歩き)1.5km
 8:30  登山口 着
 ―:―  (休 憩)
 8:40  登山口 発
  ↓   (途中数回休憩含む)所要時間2時間30分程度
11:00  手箱越 着
 ―:―  (昼 食)
11:30  手箱越 発(山頂まで登る場合はは所要時間が異なるので前後
             して出発)
  ↓    注1:昼食後筒上山、手箱山何れの山に登るか検討中
       注2:筒上山まで約30分・手箱山まで約40分
       注3:山頂へは当日の登山者の体調、天気等により変更有り
筒上山 12:00
手箱山 12:10 ・筒上山着 ・手箱山着
 ―:-  (休 憩)
筒上山 12:20
手箱山 12:20  ・筒上山発 ・手箱山発
       ・手箱越まで下山する場合、所要時間が異なるので前後して出発
  ↓  
筒上山 12:40
手箱山 12:50  手箱越 着
13:10  手箱越 発
  ↓  
14:50  土小屋バス着
15:00  土小屋バス発(29人乗り)
↓  
16:40  仁淀川町池川総合支所 着
16:45  仁淀川町池川総合支所 発
16:55  スクールバス車庫 着
 ―:-   高知大生15人乗り換え
17:00  スクールバス車庫 発
  ↓  
18:30  高知大学高知大学(朝倉キャンパス)正門前 着


ルート
http://park2.wakwak.com/~ehimenoyama/gaido/isizuti/tutujyou/tutujyou.htm  

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2006年11月11日

多忙な日々だが、着実に地域の活性化

久々のブログ書き込みである。

10月から高知大学「秋の公開講座」が始まった関係で、ほぼ毎晩午後8時30分過ぎまで講義に出ている。自宅に戻ると、午後10時である。毎日、11時間近くは大学にいることになる。自宅に戻り、会議の資料を作成したり、NewsLetterを作成したり、色々な作業をしていると、あっという間に時間が過ぎて、朝になってしまう。それでも静かに考える(瞑想する)時間もあり、哲学研究もしている。しかし、どうしてもインターネットに接続して作業する時間がない状況である。

公開講座の運営であるが、「講師に任せて合理的にやれば良い」と言われるが、しかし、講師に任せきりにするのではなく、講師と受講者の間にたって、双方のコミュニケーションの仲立ちしなければ、講座開催の効果はない。何事も、心をこめて取り組むことが成功の秘訣であると感じる。また、大学と地域は、仲立ちしないとコミュニケーションが難しいと感じる。双方の使っている言葉、考え(意識)に段差があるように感じる。


秋の公開講座で、私は「地域の自立とは何か!」というテーマで5回の講義を企画した。四国で活躍する4人のキーマン(カリスマ)に登場していただいて、受講生と一緒に、これからの地域づくりを学んだ。愛媛県双海町の若松さん、愛媛県内子町「からり」の立役者・森本さん、そして我が「燃える人」のメンバーである、高知県馬路村の東谷さん、そして昨日は、徳島県上勝町で「いろどり」事業を展開している横石知二さんの素晴らしい講義で5回の講座が終了した。いろどりの取り組みは、昨日の朝日新聞にも掲載されている。これから連載されるようである。参加者は20名弱と少なかったが、皆、一様に「いかに地域を自立させるか、その方法が見えた!」と言っていた。本当に、素晴らしい4回の講義であった。

http://www.kochi-u.ac.jp/~wwwlife/kenkyu/ziritsu.html


若松進一さんの講義風景



森本純一さんの講義風景



東谷望史さんの講義風景



横石知二さんの講義風景




先週は、母校である立命館大学経済学研究会OB会総会、校友大会2006があった関係で、京都、近江・坂本、そして大山崎にあるアサヒビール大山崎山荘美術館を訪問した。

立命館大学校友大会2006



アサヒビール大山崎山荘美術館
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/

美術館の中



久しぶりに、近江・坂本の地を散策し、明智光秀公の菩提寺である西教寺では、お寺の中を案内していただき、明智光春公湖水渡りの関係資料も拝観することができた。近江の坂本には、土佐日記を書いた紀貫之のお墓もある。紀貫之が土佐で暮らしていた場所も、我が家から南に2Kmの距離である。




そして、昨日までの2日間(9日・10日)は、愛媛で生涯学習とメディア活用に関する会議があり、松山に宿泊していた。9日の夜は愛媛ZITのメンバーと久しぶりに交流した。やはり、愛媛・松山は、いつ行っても暖かみを感じる場所である。人々の心の温かさを感じる。松山は。そして太陽の光も、四国山脈を通過してくる関係で、非常に淡く、綺麗な光となり、木々の色も、海の色も、本当に綺麗である。また、瀬戸内は太平洋側と違い、気候も温暖で、空気も乾燥していて過ごしやすいと感じる。


昨日、お昼過ぎまで松山での会議に参加し、その後国道33号線経由で高知大学まで戻ってきた。四国の中山間は、そろそろ紅葉の季節となり、本当に綺麗になっている。

ということで、実は今日から仁淀川町(旧吾川村)の「しもなの郷」に宿泊し、松山や徳島や東京や、色々な地域から集まった人々と、バーベキューをしながら交流をする予定である。



そして、明日は、仁淀川町教育委員会主催の登山に参加する予定である。先日の池川ウォーキングと同様、自分の体力に挑戦しながら、トレッキングルートの開拓をしてくる予定である。また、登山の内容はブログでご紹介したいと考えている。

また、本日は大分県佐伯市から24名の視察団が高知に来る予定で、午後3時から1時間30分程度、土佐学協会を設立するまでの経緯、そして地域学(郷土学)と地域の活性化について講演して、午後5時に高知を出て吾川に向かう予定である。


では、そろそろ行ってきます。




筒上山登山(標高1,858.3m)行程表

期 日:平成18年11月12日(日)
ルート:池川―安居渓谷―手箱越コース
登山者: 15人予定

 時 間   発着場所・通過地点名
 5:30  高知大学(朝倉キャンパス)正門前 発(15人乗りバス)
 6:50  仁淀川町池川総合支所 着
 ―:―   仁淀川町池川総合支所(打合せ後、公用車2台に乗り換え)
 7:00  仁淀川町池川総合支所 発
  ↓   (公用車移動)17km
 7:50  道路崩壊手前駐車場 着(崩壊地点より40m手前)
 8:00  同地点 発
  ↓   (林道歩き)1.5km
 8:30  登山口 着
 ―:―  (休 憩)
 8:40  登山口 発
  ↓   (途中数回休憩含む)所要時間2時間30分程度
11:00  手箱越 着
 ―:―  (昼 食)
11:30  手箱越 発(山頂まで登る場合はは所要時間が異なるので前後
             して出発)
  ↓    注1:昼食後筒上山、手箱山何れの山に登るか検討中
       注2:筒上山まで約30分・手箱山まで約40分
       注3:山頂へは当日の登山者の体調、天気等により変更有り
筒上山 12:00
手箱山 12:10 ・筒上山着 ・手箱山着
 ―:-  (休 憩)
筒上山 12:20
手箱山 12:20  ・筒上山発 ・手箱山発
       ・手箱越まで下山する場合、所要時間が異なるので前後して出発
  ↓  
筒上山 12:40
手箱山 12:50  手箱越 着
13:10  手箱越 発
  ↓  
14:50  土小屋バス着
15:00  土小屋バス発(29人乗り)
↓  
16:40  仁淀川町池川総合支所 着
16:45  仁淀川町池川総合支所 発
16:55  スクールバス車庫 着
 ―:-   高知大生15人乗り換え
17:00  スクールバス車庫 発
  ↓  
18:30  高知大学高知大学(朝倉キャンパス)正門前 着  

Posted by 坂本世津夫 at 12:43Comments(0)TrackBack(0)